学生の皆さんへ
小澤研究室は東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の協力講座となっており、修士課程(博士課程前期2年の課程)から学生の受け入れを行っています。
研究室の見学は大歓迎です。小澤あるいは研究室メンバーまでお気軽にご連絡ください。
研究室の方針
研究室での活動を軸に
大学院生にとって研究室は、これまでの学部生の時とは異なり、「研究」を実践する場です。課題をこなすことでもなく、既に分かっていることを行う場でもありません。修士/博士研修を通じて、新しい発見や成果を得てほしいと思います。それは、学術分野・産業分野に対して少なからず寄与があるべきものです。場合によっては努力や時間を要するかもしれませんが、我々は全力でサポートします。世界が驚くような研究を目指しましょう!
「自分の言葉」で伝えること
研究において大事な活動の一つに発表があります。ぜひ積極的に対外発表(学会・論文発表)をしてほしいと考えています。自分の成果を発表する経験は、将来社会で活躍する上で必ず役に立ちます。そのための場をしっかり提供したいと思います。最初は準備が大変かもしれません。ですが、大きな自信につながります。ぜひ挑戦してほしいと思います。
発表において大切なことは自分の研究内容を自分の言葉で説明できることです。そのためには、研究内容そのものに興味を持ち、面白いと思えることが重要です。そんな研究ができるように我々も努力します。
楽しむ
研究はそれをする人が行わないと何も進まないものです。自分自身の生活スタイルに応じて、自主性をもって取り組むことを期待します。何事も精一杯楽しむことが大事です。研究室の仲間と共に切磋琢磨しながら、研究室ライフを楽しんでほしいと思います。
研究室は、皆さんにとっての活動の基地のようなものであってほしいと考えています。ぜひ皆さんと一緒にそんな研究室を作り上げて行きましょう。
当研究室ではレーザー技術を中心に様々なテーマに取り組んでいます。より詳細は研究内容も参照ください。
どんな研究をしますか?
レーザーで何ができる?
我々は現在、以下のような研究内容に興味があります。何れもレーザー技術を中心として、光が持つポテンシャルを最大限に駆使するような技術や研究に取り組みたいと考えています。
- 超短パルスレーザー光を用いた微細加工
- 空間構造を持つ光による高性能レーザー顕微鏡開発
- 光にベクトル的性質を活かした物質制御・計測技術の開発
- 光と電子の相互作用に基づく電子ビーム制御
- 高強度レーザー場による新規物質制御
もしかすると、今の皆さんにはあまり馴染みのない内容かもしれません(特にレーザーや光関係)。ですが、心配は無用です。必要となる基礎知識やスキルは研究室で行うベーシックセミナーで学習する機会を提供します。
我々と一緒に新たな世界を切り拓いてみませんか?
研究では、レーザー(光)を扱う知識だけでなく、テーマに応じて様々な研究スキルが必要ですが、配属されてから十分に身につけることができます。そして、その経験は将来にきっと役立つものもあると思います(※これまで共に研究をしてきたマテ系の学生さんはそれぞれに技術や知識を身に着けて巣立っていきました)。